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話題のスーパーフード:黒にんにく(通称:ブラックガーリック)とは?
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黒にんにく(通称:ブラックガーリック)とは?
通常の白にんにくを専用の機械を用い、一ヶ月間程高温下で熟成させて作られたものです。製造過程では、薬品・添加物等は一切使用せず、発酵させることによりニンニクが黒く変化します。オーガニックフードが流行している昨今、黒にんにくもヒトの身体に良い健康食品の一つと言えるのではないでしょうか。
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にんにくの歴史
にんにくのパワーの起源は古代エジプトまで遡ると言われています。当時ピラミッドの建設に従事していた労働者もにんにくの栄養価の高さの恩恵に預かっていたようです。日本の歴史では、源氏物語に夏バテ予防の薬としてにんにくが登場してきます。
また、1980年にはアメリカ国立ガン研究所がある研究ブロジェクトを実施しました。がん予防プロジェクトの「デザイナーフーズ計画」と呼ばれるこの研究では、「がん予防効果がある食品」を順番に順位付けするといったもので、第1位に、にんにくが選ばれたことは世界を驚かせ、その後にんにくが世界的に注目されるようになっていきました。
黒にんにくの歴史については、驚く事に日本で開発されたものと考えられており、その起源は2002 年 三重県で研究とされており、少なくとも 2004 年頃には黒ニンニクができていたものと推測されています。
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気になる黒にんにくの味は?臭さはないの?
白にんにくを黒にんにくに発酵させることにより、にんにく独特の臭さが無くなり、全く新たな食材へと生まれ変わります。「ニンニクは好きだけど、食後の口臭が嫌だ、、、」という方には、黒にんにくはまさにうってつけの食材でしょう。黒にんにくに臭いがないのは、にんにくの臭さの原因であるイオウ化合物が発酵によって除去されるためです。気になる味の方は、食べた瞬間は口の中に少し甘酸っぱさが広がりますが、発酵によって糖度が増し、まるでドライフルーツのような味、食感を楽しめます。整腸作用があるとされているあの”ミキプルーン”を食べた事がある方にはなじみの味かもしれません。通常の白ニンニクがメイン料理のスパイスとして利用されるのに対して、黒にんにくはデザートの味付けにもお使い頂ける一石二鳥の食材です。気になるレシピは黒ニンニク料理レシピをご覧下さい。
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黒にんにくの医学的効果を分かりやすく紹介
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黒にんにくの医学的効果について
日本食品分析センターによると、にんにくを発酵させ、黒にんにくへと変化させることで、抗がん作用(ガンの進行を抑える)と抗酸化作用(老化を抑える)をもつS−アリルシステインを4倍増加させ、更に抗動脈硬化作用(血液をサラサラにする)を持つと言われている シクロアイリン、ポリフェノールなども数倍〜数十倍増加させることが報告されています。そのため、抗酸化作用を持つS−アリスシステインとポリフェノールを合わせると、黒にんにくには白にんにくの10倍の抗酸化力(老化を抑える)があると言われています。その他、黒にんにくに含まれる有効成分が、ガンや血糖値の上昇に関与すると言われている活性酸素を除去し、免疫力を高めて以下のような病気にも有効である事が報告されています。
黒にんにくのその他の医学的効果
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黒にんにくに関する研究報告
2006年の元弘前大学医学部佐々木甚一教授の研究によると、佐々木教授はマウスを用いた実験で黒にんにくがマウスのがん細胞を消滅、減少させることを報告しています。実験結果は、ヒトではなく動物での報告ではありますが、黒にんにくのがん抑制パワーが報告された驚きのトピックとなりました。
また、2007年には藤田保健衛生大学の新保寛教授により、黒にんにくの「発がん予防効果」が論文として発表されました。結果は、黒にんにくを食べたラットの大腸ガンが減少したというものでした。また、こちらの研究報告では副作用報告も無く、黒にんにくの安全性の高さが示唆されました。
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(引用)
http://96229jp.com/bg/index.html
http://nin-niku229.com/index.php?%E9%BB%92%E3%81%AB%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%8F%E3%81%A8%E3%81%AF